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公娼制度を求める集会in韓国


公娼制度を求める集会in韓国
 2004年10月19日、ソウルで公娼制度を求める集会があった。売春を規制する法律が新たに制定されることに女性達は反発しているのだ。

「公娼制度の導入を!」(朝鮮日報)


ソウル・清涼里(チョンリャンリ)駅広場
性売買特別法による売春取締りの中止と公娼制度の施行を求めて集会を行っている。
写真は上の記事より  



 3000人が集まってこのような集会を行うと言う事は、韓国では売春行為がそこまで社会的に嫌悪される職業ではないことが想像される。調査によれば、テグ地域の売春婦の60%は自分の仕事に満足している。
売春女性の87%「職業を変える意向ない」(朝鮮日報)

 さて、このような話題に触れるのも、「従軍慰安婦強制連行説」について論じるためだ。

 慰安婦の強制連行を否定する理由として「元慰安婦が強制連行されたと証言し始めたのは、吉田清治(本人も捏造を認める)や朝日新聞が従軍慰安婦が強制連行されたと書いた1980年代以降だ。それまで話題にもならなかったのはおかしい」というのがよく挙げられる。
 それに対し、強制連行を主張する者は、「韓国人は心に深い傷を負い、慰安婦だったことを思い出したくなかったたから言い出せなかったからだ」と反論する。

 この反論が成立するためには、売春行為が他国とは比べ物にならないほど非道徳的なものでなくてはならない。なぜなら、日韓基本条約締結のために、韓国側は様々な植民地時代の被害を主張したが、その中で慰安婦問題は触れられていない。普通なら最も強調すべき事項であるが、それさえも口に出来ないほど言い辛い事だったのだろう。

 では、上の記事で挙げた事実は何なのだろうか。韓国は近年経済発展を続けており、そこまで貧しいわけではない。女性達が売春という職業を求める事実と、売春婦だった事は言いだせないほどの苦痛だったという主張は矛盾する。


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